6月27日に放送された東海ラジオ「宮地祐紀生のきいてみや~ち」の放送中に、メインパーソナリティの宮地祐紀生さんが
お相手の女性パーソナリティに暴力をふるったことが、公になり、逮捕されたそうです。
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なぜこんなことが起きたのか?
宮地祐紀生さんは名古屋ではみのもんたに匹敵するような有名な方だそうですが、私は九州に住んでいるので知りませんでした。
放送されたラジオ番組を聞いてみました。
軽快なトークで、耳に心地よい声で、ファンの多い番組なんだろうなと想像できました。
もし、これが公共の電波に乗って放送されていなければ、にわかに信じがたい内容の事柄でした。
番組中に「痛い、痛い」という声や、『ゴツン』とマイクで殴られる音も入っていたのは紛れもない事実でした。
番組は1997年4月7日から放送されている長寿番組だったそうです。
下手な漫才師より面白い二人のやり取りは軽快なトークでファンも多かったようですが、
ついに、打ち切りになってしまったのは仕方のないことですね。
長寿番組だったことで、リスナーさんの最近の声に
『東海地方の大御所となり、番組内でも横柄な態度と感じた』
『最近は番組の言葉ひとつひとつにとげがあった』
『昔はもっと話し方が柔らかくゲストとの掛け合いも面白かった』
というのもありました。
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常識では考えられない状態
ここで、逮捕された宮地祐紀生さんに対して、
なんてことをするんだろう、ひどい人だと思う前に、一歩引いた眼で見てみました。
宮地祐紀生さんのプロフィール
宮地祐紀生さんは1949年1月9日生まれの67歳です。
25歳から東海ラジオのラジオパーソナリティをされています。
中京テレビやNHK名古屋にも数多く出演されていました。
ラジオパーソナリティとして確立された立場に立っている人物が、公共の前で暴力を振るうでしょうか。
神野三枝アシスタントパーソナリティが辛らつな言葉で悪口を言ったのでもないのに、
突然、怒りを爆発させ、足蹴りをしたりマイクで叩く行為に至るでしょうか?
普通は理性が働くはずです。
叩かれた神野さんも、声を上げるでしょうか?声を上げるしかない状況だったのではないでしょうか。
普通ではない状態ではないとすれば、考えられることは二つです。
一つは、今芸能界で蔓延して逮捕者が続出している覚せい剤などの薬物です。
覚せい剤の禁断症状が突然の暴力に至ることがあるのかは、私にはわかりません。
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暴力の原因は認知症の一種(ピック病)ではないのか
宮地祐紀生さんの異常な行動は2~3年前からみられたとのことです。
このことで、わたしは、思い当たる原因がわかりました。
私は介護士をしているので、これに似た症状を知っています。
あくまでも、似ている症状なのですが。
宮地祐紀生さんの年齢が、67歳ということもあり、徐々におかしな行動が起こっているという事と一致します。
それは、脳の萎縮により脳の機能低下がおこり、感情が抑えられない為に、
冷静な時では考えられないような暴言や、突然の暴力といった行動に出ることがあるということです。
誰でも怒る事はあります。
でも少々嫌な事があっても、その感情を表に出さずに抑えられているはずです。
脳の萎縮が起こり、脳の機能が低下していると、この抑えが利かなくなって、感情がすぐ表に出てしまうということです。
感情が敏感になっていて、今までは何ともなかったことが、怒りのポイントが違った所になっており、
ちょっとしたところで怒りのスイッチが入ってしまうのだそうです。
認知症のタイプで障害が起きている脳の部分は異なり、
物忘れや、記憶障害や物取られ妄想などの特徴を示すアルツハイマー型と違って
それが暴力や暴言になる場合もあるそうです。
頭の前と横の脳に委縮が出る前頭側頭型認知症では、今までは穏やかだったのに、人が変わったように怒りっぽくなったりします。
またレビー小体型認知症では、幻覚などが見える為に、暴力になる事もあります。
勝手に認知症の始まりではないかと想像してしまうのはよくないことだとは思いますが、
謎の行動は、納得がいくような気がします。
もし、これが原因だったとするならば、今回の逮捕はよかったとおもうべきですね。
なぜならば、ほおっておけば、どんどんエスカレートする可能性があったからです。
永年、リスナーさんから愛されてきた長寿番組が、突然打ち切りになるということは耐えがたいことですね。
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宮地祐紀生さんは大殺界の真っ最中
気になったので、細木数子先生の六占星術で調べてみました。
宮地祐紀生さんは、火星人ーで、大殺界の終わりの年でした。
やっぱり。
3年間続く災厄は、思いがけない形でやってくるんですね。