天才志村動物園の番組内で、久々に、パン君とプリンちゃんの近況が報告されました。
3月17日に「カドリードミニオン」を訪れた志村園長。
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パン君はひとまわりおおきくなっていた!
パン君は、見た目が、一回り大きくなっていて、大人の雄のチンパンジーって感じでしたが、顔や表情は、小さかった頃のまま、可愛さが残って見えました。
パン君のいるところで、ガラス越しに、志村園長が「パン君、パン君」とこえをかけると、パン君は、走って志村園長のところにかけつけ、
ガラス越しに、「元気だった?」と声をかけると、「うん、うん」とうなづいて、返事をしていました。
すぐそばの、プールの中が、枯れ葉で汚れているから、ちりとりとほうきできれいにするように、身振りで志村園長がほうきと塵取りを小窓から差し入れると、
さっそく、両手で、枯れ葉をあつめ、塵取りに入れようとしました。うまく集まらないと、さっさと小窓から返却しました。
それから、ホースの水で、プールを流し、窓の水を、タオルでふきとりました。さすが、パン君は器用にこなすことができました。
ご褒美の差し入れは、ぶっかけうどんでしたが、別容器に入っていた、だしを飲み干してからうどんを食べていました。
用意されていた箸を、きようににぎって、シラスをつまみあげながら、食べていました。
パン君は、志村園長と過ごした楽しい日々を忘れていなかったんですね。
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プリンちゃんは7か月!日の光を浴びてお散歩
久しぶりにプリンちゃんのところを訪れると、「ほっ、ほっ、ほっ」と声をあげて、志村園長をむかえました。
このとき、宮沢さんから、「プリンちゃんももう7か月、パン君の時のように、志村園長の家族として、いろいろなことを教えてやってほしい」と頼まれました。
志村園長はこのとき、複雑な表情を浮かべていました。
低体温で、命の危険があるということで、母親から引き離され、人工保育で育っていた、プリンちゃんは、母親の胸に戻ることはなく、パン君と同じ道をたどることが、生まれた時からの、しゅくめいだったのでしょうか。
ある意味、私も胸が痛くなりました。
保育されていた宿舎を出て、カドリードミニオン内に出ると、そこには、まばゆい光があふれ、おもわず、プリンちゃんは、志村園長の腕にかおをうずめました。
ぷりんちゃんは、24時間保育器の中で、大事に大事に育てられ、日の光をあびたことがなかったからでした。
志村園長はプリンちゃんを胸に抱いて、園内を回ります。
そこは、そこかしこに、パン君との思い出があふれていて、パン君が三輪車を乗り回したり、きのぼりをしたりする映像が流されました。
パン君の表情は愛らしくて、愛嬌にあふれていて、本当にかわいかった。
最後に、パン君と過ごした、ツリーハウスを訪れ、当時と変わらない室内と、ベッドに横たわるプリンちゃんを見て、宮沢さんは、涙を流していました。
そこには、プリンちゃんの姿にパン君の幼少期を重ねてみていたのでしょう。
はたして、親子の宿命を背負わされて、プリンちゃんはどんなに成長していくのでしょうか。
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熊本地震とその後
園長がカドミードミニオンを訪れてから、約1か月後の4月14日に熊本地震が発生しました。
パン君とポコちゃんは、地震発生時、怖がって、落ち着きがなかったそうです。今は落ち着いたということです。
プリンちゃんは、家具などが倒れているなかでも、地震発生時は、眠っていたそうです。
カドリードミニオンでは、停電になり、保育器の電源が使えず、職員が、24時間抱いて、人肌でプリンちゃんを温めていたそうです。
いまは、補助電源で保育器が使えるようになったそうです。
閉園されていた、カドリードミニオンも開園されるそうです。