角盈男(すみみつお)さんは、巨人・日ハム・ヤクルトで主にリリーフとして活躍され、現在は野球解説者、プロ野球指導者・タレントをされている、元プロ野球選手です。
週刊文春の記事で、がんに打ち克った著名人として名前が挙がっていたので克服された方法を調べてみました。
出典:http://www.sponichi.co.jp/
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角盈男(すみみつお)さんが患ったのは前立腺がん
角盈男(すみみつお)さんは、1956年6月26日生まれの59歳です。
1976年にドラフト3位で巨人に入団し、1978年から日ハムヤクルトを経て、1992年に引退されました。
最初の名前は角三男つぎは光男、そして1999年に盈男に改名されています。
2年前に後援者に誘われて、人間ドックを受けたときに中程度の前立腺がんがみつかったということです。
告知を受けたときは”ふーん”というぴんと来ない感じと、「死が隣に来たな」という感じがあったかな。でもね、ピンチにばかり登板していたピッチャーの習性なのか、すぐに対策を考えた。現役時代、打たれて失敗をひきずるとまた打たれた。肝心なのは気持ちを切り替えて対策を考え、次に進むことです。
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テレビ番組でで癌を公表
2014年6月16日に放送された「私の何がいけないの」で、前立腺がんであることを告白しました。
医師からは「転移はしていないが放置すれば、全身に転移する恐れがあった」と言われたそうです。
そして、経営するバーの常連客からの勧めで、重粒子線治療を選択したことを宣言しました。
その時点で、完治する確率は80%以上ということでしたが、病名が癌だけに死と隣り合わせという気持ちもぬぐいきれなかったと思います。
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重粒子線治療治療とは
重粒子線治療とは、放射線治療のひとつだそうです。炭素イオンを、加速器で光速の約70%まで加速し、がん病巣に狙いを絞って照射する最先端の放射線治療法です。
重粒子線治療はたしかに前立腺がんには効果的な方法だと言えるそうです。しかし、照射する前に、男性ホルモン値を下げるために使う薬の副作用が辛かったそうです。
重粒子線治療は、費用が300万円、期間は2年、ホルモン治療などいろいろと辛い問題と直面することもあったようです。
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トモセラピーとは?
そんなとき、ほかの客から「トモセラピー」という最新の放射線治療はどうかと打診されたそうです。
一般的な放射線治療では、患部以外の正常な細胞にも放射線があたってしまいます。
「トモセラピー」では、コンピューター制御で、癌の形状に合わせて放射線の強さを調節するそうです。
あらゆる角度から癌に放射線を照射することから、癌細胞だけをねらいうちにすることができるそうです。
重粒子線治療とちがって、ホルモン治療の必要もなく、禁酒も必要ないそうです。
なんだか夢のような治療法ですね。
角さんは、断る理由もなく飛びついたそうです。
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治療方法は?
治療は1回30分ほど寝ているだけだそうです。
回数は15回で、1か月で終了です。
結果は、半年後のPSA値(前立腺マーカー)が、0.01という正常な数値に落ち着いたということです。
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完治したのか?
角盈男(すみみつお)さんが2015年受けた人間ドックでは、担当医が、「完治」と判断。
男性ホルモンも上昇し、グビア写真にも反応するようになったそうです。
仕事がら、シャンペンとワインを一日に各1本あけるまいにちが続いているそうですが、食事療法と運動は、毎日欠かさないそうです。
しかも、まいにち、一万歩の歩きをこころがけているそうです。
がんを患い、ほかの人や家族、時間を大切にするようになったそうです。
これからも、活躍されることをお祈りいたします。